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ディスク5
ナガサキ 8月9日昼〜夜(約56分)
ディスク 5 を通して聞く
※マッキントッシュパソコンでは通してお聞きいただけない場合があります。
MC13
同じ時刻、爆心地の西側
証言187
校門まで行って、帰って
証言188
なにも感情が…
証言189
家の中から『助けてくれ』
証言190
虫の息で『やられた』
証言191
火が回って来たよ、念仏唱えてね
証言192
死体を踏まにゃ、通られんと
証言193
とにかく皮膚がねボロンと落こっちゃう
証言194
走る度にポトポトポトポト
証言195
そうねおじさん、今取れないね
MC14
国鉄救援列車を巡る動き
証言196
座席までご自分で足を運ぶことさえ
証言197
そういう人を踏み台にして我先に
証言198
郵便配達の人、立ったなり死んどる
証言199
生ぬるい血が口の中に…
証言200
半殺しにされた豚のように
証言201
「民衆の迷信」が殺しましたね
証言202
両手両足を犬のようにこう、揃えて
証言203
呼吸する度にジリジリジャリジャリ
MC15
長崎駅と周辺、旧市内地区
証言204
構内にある客貨車も自然に発火
証言205
あの辺はもうむちゃくちゃですたい
証言206
県庁の火を元に、高台が全部やられて
証言207
何言うか貴様、帝国海軍ぞ
証言208
ヤマモトも、名前ば言わんと分からん
MC16
旧市内地区から爆心地へ
証言209
また国のために働きます、助けて
証言210
とにかく阿鼻叫喚
証言211
何千人という老幼男女の呻き声は
証言212
両手を道路の方にやってね
証言213
よほどの力持ちが上と下と持って
証言214
敵機が去れば、また走り
証言215
ヨブの言葉を思い出し
証言216
もう、祈りも何にも忘れました
証言217
両脇に捕虜達は座り。…冬瓜。
証言218
赤ちゃんを忘れた
証言219
撃って行くもんだから、今度は死骸の下に入り込む
証言220
燃えにくいのは、肋骨の中、頭蓋骨
証言221
ゴロゴロっていうて、もうそれまで
証言222
瞳孔が開いておったら、
証言223
いま焼けてるんだろうかねー
証言224
子を探し、飛びつく訳ですね、私に。
証言225
生き残ってる者は、これだけじゃないか
証言226
まだ分かります、情景が。