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ディスク3
ヒロシマ 8月7日〜8月14日(約56分)
ディスク 3 を通して聞く
※マッキントッシュパソコンでは通してお聞きいただけない場合があります。
MC06
8月7日暁、広島。
証言093
流れてくる死体が、こう櫓に
証言094
ここへ今晩な、砂掘って埋けよう
証言095
下敷きになったまま焼け死んで
証言096
お腹だけ、お尻だけ残った
証言097
『鏡持っとるか』『鏡持っとる』
証言098
死体を踏んづけたってなんともない
証言099
きれいな小さい骨がばらばら
証言100
それへパカンとやられて
証言101
米兵を、足蹴りにする叩きつける
証言102
死体の間から子供が這い出て、乳房に口をつけ
証言103
まるで、ごみを焼くようにね
MC07
同盟通信、長崎支局にて
証言104
新型爆弾を使用せるもののごとし
MC08
8月8日から一週間の広島
証言105
死体をまたいでまたいで
証言106
『ああ…、呉は良かったな』
証言107
あの時水をうんとたらふくね
証言108
承知しましたと言う以外にない
証言109
あの姿を親に見せんほうが親孝行
証言110
内部のガスが、ぶつぶつ
証言111
死体から金歯をね、ペンチでもってこう
証言112
ムシロを剥いでしもうて、よそへ売りに
証言113
つり銭がどうじゃこうじゃ言わずに
証言114
あの辺からお父さん、出て来や…
証言115
『何々やー、何々…』
証言116
忌中という文字を焼ききって
証言117
鳶口で目のところをぐっと刺して
証言118
50体ほど詰めて、そして横穴を塞いだ
証言119
手鈎でぷすっとね、刺すんです
証言120
『まだ生きとるわ』『のけとけ』
証言121
生きてる人の方が怖い
証言122
大体何歳ぐらいの、まあ女なら女
証言123
子供たちが数えて遊ぶ
証言124
死体で死体を焼いて行くような
証言125
グレーの物体
証言126
皮がぶらさがっとる位、こまいこと
証言127
おんぼろ布団が濡れて油をぶちまけた様
証言128
すぐ死んだ人は幸せな方や
証言129
子供が軍歌を歌うて死にました
証言130
ひょっとしたら放射能?
証言131
死体を見て怖いとか思いませんよ
証言132
短歌 朗読