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証言114 | 8月12〜13日頃 | あの辺からお父さん、出て来や… | 当時29歳 |
毎日毎日、おぶっちゃあそのねえ、あの、もう、
『お父ちゃんお父ちゃん、お父ちゃんお父ちゃん』つって
もうあたしも声を限りに『お父ちゃん、いたら返事してー!
おとうちゃーん!』つって言って
あの『お父ちゃん、お父ちゃん』って言ってましたからね。
そしたらやっぱり背中の子がおんなし様にね、
『お父ちゃーん!』って呼ぶんですよね。
そしてもう、ほんとにあのあたし恥ずかしかったけれども。
もうあの、去年ねあの、ドームを見ましたらばね、もうほんとにもうね、
その当時のことがもう、こう甦ってしまってね、立っていられないんですよ。
で、もうね、泣けてしまってね、もう、ほんとにあたしあの辺からね、
うちのお父さんね、出て来やしないかしらんと思ってね。