被爆者の声379

<body><a href="../index.html">HOME</a><br><table summary="証言356"><tr><td class="testi">証言356</td><td class="date">ことば</td><td class="i_midasi">守りというのは、ぜひ必要である</td><td class="age">当時50歳</td></tr></table><table summary="背景画像あり"><tr><td class="bg" background="../photo/img304.jpg"><div class="large">戦争は<ruby>悲惨<rp>〈<rt>ひさん<rp>〉</ruby>であるからね、そういうものは<ruby>避<rp>〈<rt>よ<rp>〉</ruby>けなくちゃいけない。<br>それは後世の人にもしっかりひとつ言い聞かせたい。<br>ところがその<ruby>避<rp>〈<rt>よ<rp>〉</ruby>ける方法は何であるかと、<br>我々は自分が軍人<span class="small">（陸軍中将）</span>であったから言うわけじゃないけど、<br>そうでなくたって我々は言える。<br>戦争というのは避けにゃいかんから、<br>我々はしっかりとした兵器を造るということに努力をしたんで。<br><br>守りがなければですね、それは相手が付け込むんだからね、<br>だから、それに対して『手強いぞ』というだけのものは<br>持っとらにゃいかん。そのための守りというのは、ぜひ必要である。</div></td></tr></table></body>