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証言316 | 8月15日以降 | もう「あの世」まで行った | 当時16歳 |
もう、こんな苦しかれば、ほんと『殺してくれ』
というようなことをですね、言っておった訳〈ですよ。
全然その、動けることできなかった訳〈ですから。
咳〈が出てても、それを喉〈にタンが詰まっても、
それを自分の力で吐〈き出すことができないというようなことで、
やはりその、2回ほど息が止まってですね、
なんですか、もう「あの世」まで行った
というようなこともある訳〈ですよね。
その当時おられた、その、病院の先生とか看護婦さんですね、
また身内のものまでも言っていたけれど、
私がその、助かるというようなことは、誰一人として言っていなかったし、
私自身も、もう苦〈しくてですね、もう、『殺してくれ』というようなことも
盛んにわめいておったわけですが…。
その間の本当の苦〈しみっていうのは、本当に、実際にそれにですね、
遭ったこと、がない人は、本当知らないと思うんですね。
それで、私のキズっていうのは、後ろが大体〈、背中の方が全部…、
腰がバンドしていただけ、残っただけで、焼けているしですね。
うつ伏〈せに寝たっきりだったから、胸の方が全部床擦〈れでですね。
キズだらけになっているし…。