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証言292 | 8月16日以降 | 親指がはいるくらい肉が腐れてとれる | 当時22歳 |
タオルで暑いもんですから、タオルでこうして
頭を汗をこう拭いたでしょ。
そしたらその髪の毛がいっぱい付いとっでしょ。
そらびっくりしてですね。
こう摘〈んでこうして抜いたら痛いこともない、
ずくずく抜くるわけですよね。
それからもう吃驚〈してですね、家に帰ったんですよ。
それからもう日増しにこう髪の毛がどんどん抜けていくですもんね。
そしてもう身体がだるくなるわけですね。
そして顔色をこう鏡〈で見るとどす黒うくなってですな、
もうなんか生気の無いですね、もう。
で、こういうとこですな。ちょっとこう擦〈ってもですね、
赤い斑点〈がぽつぽつこう出るわけですよ。
白血球が1,100って言われたですもんね。
それから10日間位ずうっと熱に冒〈されてですね、
肺炎とか何とかの熱やったら
40度超したらもう譫言〈言うですけどね、
熱あっても意識ははっきりしとるわけですね。
歯茎〈から血がどんどんどんどん、今度は出だしたですね、
拭〈いても拭〈いてもそのこう出るわけですよ。
今度は歯茎〈がもう化膿しだしてですね、
上顎〈なんか親指がぷくっとはいるくらい
肉が腐〈れてこうとれるわけですね。
そいでもう歯ももうぐらぐらなってしまうでしょ。
ほんでもう拭〈いても拭〈いても血がどんどん出るし
熱はもう40度6分はずっと続くしですな。