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証言279
8月15日
戦争が負けようが勝とうが、
当時40歳
天皇陛下がお気の毒な言うてね、泣いた人もありますし。
『負けたんかい』そして、その中学の先生は、
わんわん言うて泣かれまして、明けの日に死なれましたですかね。
もうね、どうでもええいうような状態でしたね。
主人は
(ああいう)
ような
(状態)
ですしね。
夜は蚊、昼ははい
(
蝿
〈
はえ
〉
)
にせめられる、そうじゃから。
戦争が負けようが勝とうが、いう気持ちが大部分でした。