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証言080 | 8月6日 午後 | 臍、ヘソで分かったのよ | 当時47歳 |
『うちの子見つかったのよ』言うて。
『まー良かったね』言うたら、『臍で分〈かったの』言うて。
『どこに?』言うて見たら、風呂敷に包んで、このくらいのもんですね。
『あら、頭も手も足もないじゃないの。胴だけ?』言うたら、
『ええ、焼けてね。くっついてない、離れとったから、
もう投げといて胴だけ負〈うて来ました』言うて。
母親が見て臍〈になんかの特徴があったんじゃろ思います。
『どこで分〈かったんですか?』言うたら、
『臍〈、ヘソで分〈かったのよ』て言うてね。
まぁあんな時はもうちょっと気が狂ってるようになってますからね。
だから他を捨てても頭だけ持ってくりゃ良かったのになぁ思うて、私は