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証言039 | 8月6日 昼頃 | 歩ける人でもそれ程までにひどい状態 | 当時18歳 |
男も女も真っ裸なんですよね。
あの、8月の一番暑い時で、
女性なんかホレ、薄い物しか着てない。
だから「ピカッ」と光った瞬間に、
それが焼けたのか溶けたのか、もう裸になっちゃてる訳〈ですよね。
頭の髪の毛だって殆〈ど無いような状態。
だから、男か女かわからない。只、裸の者をもう何千人見たんだか、
もう一つは、目玉が飛び出しちゃって、
目の中から赤いドロドロとしたモノぶら下げてるのか、
流れ出ているのか、丁度〈口の辺りまで、こう、下げた者、
これも又たいした(人数)見た訳〈です。
ところが、皆真っ裸の様な状態の人達が火ぶくれになり、歩く度に、
いの(動)かす度に、その皮が剥〈れて、剥〈れた皮ぶら下がる。
ぶら下がった皮はどす黒くなって、真っ黒。
そして、中身の方は油でギタギタな様な、赤い様な、茶色の様な、
それこそ見るも無残な状態ですね。
しかし、そういう人達はやはりまだ自分で歩ける訳〈です。
歩ける状態でもそれ程までにひどい状態。だから…