被爆者の声19

<body><a href="../index.html">HOME</a><br><table summary="証言015"><tr><td class="testi">証言015</td><td class="date">8月6日　直後</td><td class="i_midasi">何とも云われない、雲だった</td><td class="age">当時27歳</td></tr></table><div class="large">恐る恐る顔を上げて見るというと、峠の上の方で、<br>モクモク、モクモク、ムクムク入道雲が上がってるんですねぇ。<br>『あら、雲は何じゃろうか？』云いながらですね。<br>ゴンゴンゴンゴン、その雲が湧き上がって行くんですね、入道雲が。<br>その色の、白、オレンジ、ちょっと紫がかった所もあるし、<br>何とも云われない、まぁ、雲だったですね。<br>ところが間も無く、ゴロゴロ、ゴロゴロ雷が鳴り出したですね。</div></body>