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証言011 | 8月6日 瞬間 | アーこれは広島の火薬庫が爆発した | 当時43歳 |
ピカーッと光ったでしょ、青白いんですよの、
お寺の中まで「パッ」と明るうなった。そいでまだ音聞こえんですよ。
音が聞こえんということは、だいぶ遠いという事を直感したんです。
私、数えたんです、秒数を。秒数から距離計算をして、
丁度〈これは広島位〈な距離〈じゃがと思ってね。
アーこれは広島の火薬庫が爆発した。
太い膨大なモノですよのぅ、煙が上がるんが、
色が、白に黒に桃色じゃ、丁度〈ね、湯玉〈が煮えるでしょ、鍋〈ん中で。
ああいう格好にね、クラッっと…、増えるんで、大きな…、広がるんです、
横に広がった、丁度〈ね「きのこ雲」云いますがね、きのこの形になる。